「ねえ、今度のデート、どこ行きたい?」
その一言を、ずっと妄想してた。
たとえば電車の中で隣に座って、イヤホンを片方ずつ分けて聴いてるときとか。お昼ごはんのあとにまったりベンチで座ってるときとか。そんな何気ない瞬間に、彼の声でそう聞かれたら──。
「うーん、どこでも嬉しいけど……〇〇くんが行きたいとこでもいいよ」
なんて言いながら、実はもう行きたい場所は決まってる。ちょっと人気のない静かな公園で、ベンチに座って話しながら、手を繋ぐタイミングを探したい。
気温は春の終わりくらいで、夜はちょっとだけ肌寒くて。彼が「寒くない?」って聞いてくれて、私が「大丈夫」って言っても、そっと上着をかけてくれるような、そんな優しさにキュンとしたい。
ほんとは、そのとき彼の手を握って「ありがとう」って笑えたら、もうそれだけで一日が完璧になる。
「今日、いっぱい歩いたね。でも、なんか時間経つの早かった」
そんなことを帰り道に言われて、「またどこか行こうね」って彼の方から言ってくれたら──きっと帰ってからも何度も思い出してしまう。
電話でもLINEでもなく、ちゃんと顔を見て、「好きだな」って思える距離感で過ごしたい。
本音を言えば、ぎゅって抱きしめられるより、ふとした瞬間に手を繋いでくれる方が嬉しい。人混みを抜けた瞬間とか、赤信号で立ち止まったときとか。気づいたら繋がってる手のぬくもりに、ちょっとだけ胸が苦しくなるような、そんな甘い感情に包まれたい。
「来週も会える?」
そんな言葉で締めくくられるデートが理想なんだと思う。ドキドキするけど、ちゃんと安心もできて、「あ、私、今すごく大事にされてるな」って思えるような時間。
妄想なのに、リアルすぎてちょっと恥ずかしくなる。でも、いつか本当にそんな日が来たら、きっと私は今日のこの妄想よりも、もっと幸せを感じるんだろうな。
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