帰り道、傘を忘れた彼と相合い傘になった日が、全部の始まりだった

高2の梅雨。雨がしとしと降る放課後、校門の前で立ち尽くしている男子がいた。クラスの席が近い、佐々木くん。ちょっと無口で、でもたまにすごく笑うのが印象的な人。 「傘…忘れたの?」そう声をかけたら、佐々木くんが気まずそうに笑 … 続きを読む