アラサーから始める“私らしさ”の育て方

20代のころは、「何者かにならなきゃ」って焦ってた。
夢とかキャリアとか、誰かに認められることがゴールみたいに思ってた。

でも、30歳が近づくにつれて、
その“何者か”って、誰のためのものなんだろうって、ふと立ち止まった。

背伸びして手に入れた役職。
SNSでだけ存在する理想の生活。
本当はそんな自分に、ちょっと疲れていた。

──そんなある日、ふと見つけたカフェの椅子に座って、
深呼吸したら、気づいた。

「私って、もっと静かで、もっと優しい生き方がしたかった」って。

そこから、少しずつ変えていった。

・背伸びするより、今の自分に合う服を選ぶようにした。
・無理に人に合わせるより、「今日は会わない」って言えるようにした。
・“いいね”よりも、“心地よさ”を選ぶようにした。

「私らしさ」って、
大きな声や華やかな見た目じゃなくて、
“今の私が心地よいと感じるもの”の積み重ねだった。

そして気づいた。

それは、「作る」ものじゃなくて、「育てる」ものなんだって。

急に完成しなくてもいい。
毎日、少しずつ育てていければいい。

誰かに認められなくても、
昨日の私より、ちょっとだけ“本音で生きた”って思える日が増えていくこと。

それが「私らしさ」なんだと思う。