自分に自信がなかった僕が、彼女に初めて“好きだ”って言えた日
正直に言えば、昔から自分に自信があるほうじゃなかった。中学の頃も、高校の頃も、あまり目立たないタイプで、恋愛なんて自分には関係のない世界だと思ってた。 大学に入っても、人付き合いが得意なわけじゃなくて、授業が終わったらそ … 続きを読む
正直に言えば、昔から自分に自信があるほうじゃなかった。中学の頃も、高校の頃も、あまり目立たないタイプで、恋愛なんて自分には関係のない世界だと思ってた。 大学に入っても、人付き合いが得意なわけじゃなくて、授業が終わったらそ … 続きを読む
彼女が夢を口にしたのは、大学3年の冬だった。「来年、東京の劇団に応募してみたいの」 もともと演劇サークルで出会ったふたり。彼女はそのなかでもひときわ輝いていて、舞台に立つと空気が変わった。だけど、その分だけ“現実”をどう … 続きを読む
大学4年の夏、ひとりで旅に出た。就活も終わって、内定も決まって。でも、なんだか心が落ち着かなくて、ふと地元から電車で5時間ほどの温泉地に向かった。 特に目的はなかった。古い町並みをぶらぶら歩いて、夜は旅館でのんびりできた … 続きを読む
大学2年の夏休み、久しぶりに地元の友達・圭吾の家に遊びに行った。ゲームして、くだらない話して、気づけば高校時代と変わらない時間が流れていた。 「ちょっと飲み物取ってくるわ」って圭吾がキッチンに行ったあと、「こんにちは」っ … 続きを読む
大学に入ってすぐ、サークルで出会ったのが真帆だった。初対面のときの印象は、「話しやすい子だな」くらい。男とか女とか、あんまり意識せずにすぐに仲良くなって、2年くらい普通に“友達”だった。 LINEもよくしてたし、ゼミの帰 … 続きを読む
大学4年の春、就活まっただなかだった。エントリーシートに追われて、面接に落ちて、電車の中でため息ばかりついていた時期だった。 その日も、都内のとある会社で最終面接を受けた帰り道。気持ちが沈んだまま乗り込んだ帰りの電車で、 … 続きを読む
俺には、幼稚園の頃からずっと一緒にいる幼馴染がいる。名前は美央。家が2軒隣で、登校班も一緒。親同士も仲が良くて、まるで兄妹みたいに育ってきた。 小学校では同じクラスが多くて、習いごとまで一緒だったし、中学でも部活の話をし … 続きを読む
あの頃の私は、教室にいるのがつらくて仕方なかった。理由は些細なこと。私がちょっと変わった文房具を持っていたことがきっかけだった。最初はクスクス笑い声から始まって、無視、陰口、机に書かれた落書き。毎朝、学校へ行くのが怖くて … 続きを読む
大学4年の冬、俺は彼女と別れた。「あなたのこと、嫌いになったわけじゃない。でも、将来のこと考えると、一緒にはいられない気がする」そう言って泣いた彼女の顔を、今でも時々、夢で見ることがある。 就活に失敗し、内定も決まらない … 続きを読む
中学2年の夏、僕は人生で初めて「恋」をした。相手は同じクラスの斉藤さん。目立つタイプじゃなかったけど、話すとふわっと笑ってくれて、どこか落ち着いた雰囲気があった。 席替えで前後の席になって、初めてちゃんと会話をしたのがき … 続きを読む
親友の千夏とは、高校の入学式の日からずっと一緒だった。席が隣になって、最初に話しかけたのが彼女の方。「名前、なんて言うの?」って、ニコニコしながら声をかけてきた笑顔を、今でも鮮明に覚えてる。 それからというもの、授業中も … 続きを読む