自分から“好き”って言ったの、人生で初めてだった
中学の時までは、恋愛ってなんだか面倒くさくて。男子は子どもっぽいし、こっち見てくるのもキモいとか思ってた。でも、高校に入って、はじめて「かっこいい」とか「話したい」って思った人がいた。 見た目がタイプとかじゃなくて、授業 … 続きを読む
中学の時までは、恋愛ってなんだか面倒くさくて。男子は子どもっぽいし、こっち見てくるのもキモいとか思ってた。でも、高校に入って、はじめて「かっこいい」とか「話したい」って思った人がいた。 見た目がタイプとかじゃなくて、授業 … 続きを読む
その日の夕方は、なんだかいつもと違う予感がしたんだ。 いつもの公園で、ベンチに座って読書をしていた私。だんだんと日が傾いて、空が夕焼け色に染まっていく、そんな穏やかな時間だった。その時、どこからか、クーン、クーンと、小さ … 続きを読む
私の恋は、放課後の音楽室で、ひっそりと始まった。 学校の最終下校時刻が近づく頃、私はいつも音楽室に忍び込んで、誰もいない部屋でピアノを弾くのが日課だった。人前で弾くのは苦手だけど、一人だと心が落ち着く。特に、その日は、来 … 続きを読む
高校の卒業式の日、私は彼に、言えなかった言葉をたくさん抱えたまま別れた。彼は隣のクラスの、ちょっとミステリアスな雰囲気を持つ人だった。目が合うと、いつもフッと笑ってくれるのが、私の小さな幸せだった。一度も話したことはなか … 続きを読む
私の日常は、スマホの画面から始まった、見えない誰かとの会話で、少しずつ色を変え始めた。共通の趣味である、古い映画について語り合うSNSのグループで、ひときわ面白いコメントをする人がいた。ハンドルネームは「ノスタルジア」。 … 続きを読む
潮風が髪を撫でる、夏の海辺の街。白い砂浜と青い海が広がるこの場所で、私たちはいつも一緒にいた。小さな頃からずっと一緒の、ユウキ。砂の城を作ったり、貝殻を拾ったり、日が暮れるまで海で遊んだり。私たちにとって、海は遊び場で、 … 続きを読む
新しい部署に配属されて、まだ慣れない毎日。ピシッとアイロンのかかったシャツを着て、背筋を伸ばすけれど、心の中はいつも緊張でいっぱいだった。そんな私にとって、彼の存在は、無機質なオフィスの中で唯一の、温かい光だった。 彼は … 続きを読む
あの人の香りが、私の恋の始まりだった。それは、雨上がりの、少しひんやりとした放課後のこと。 その日、私は図書委員の仕事で、少し遅くまで教室に残っていた。窓の外は、さっきまで降っていた雨が上がって、アスファルトの匂いと、植 … 続きを読む
あの日のデートは、始まりから終わりまで、私の心臓をずっと鷲掴みにされているみたいだった。 彼とは、大学に入ってから出会った。最初はただのクラスメイトだったのに、グループワークで一緒になってから、彼の意外な一面を知ったんだ … 続きを読む
私の恋は、いつも彼の後ろ姿を追いかけることから始まった。 真夏の、セミがミンミン鳴き続ける日。私は自転車に乗って、いつもの通学路を走っていた。その道の途中に、いつも友達とたむろしている場所があった。そこにいるのは、私のひ … 続きを読む
私たちの「恋」は、消しゴム半分こから始まったんだ。 小学4年生の、少し肌寒い秋の日。私は算数の授業で、うっかり消しゴムを落としてしまった。床に転がった消しゴムは、運悪く机の隙間に入り込んで、どうしても手が届かない。どうし … 続きを読む