四度目の好きに、君が頷いた

その日も、断られるつもりでいた。  三度目の告白は、春の終わりだった。  風がやけに温くて、街路樹の緑が眩しかったことだけは覚えている。あの時も、君は困ったように笑って、首を横に振った。だけど、ちゃんと目を見て、返してく … 続きを読む

最後の文化祭で名前を呼ばれた日

高校最後の文化祭、私は実行委員をやっていました。目立つのは苦手だったけれど、行事をちゃんと終わらせたいって気持ちだけで手を挙げたんです。 彼とは、クラスが隣なだけで特に話したことはありませんでした。けれど、準備期間中、体 … 続きを読む