友達の“好きな人”を、好きになってしまった
「好きな人できたんだ〜」そう言って笑う親友の目は、いつもよりちょっとキラキラしてた。 「誰?」って聞いても、最初は教えてくれなかったけど、何度か茶化すうちに名前を教えてくれた。 ──それが、私もずっと気になってた人だった … 続きを読む
「好きな人できたんだ〜」そう言って笑う親友の目は、いつもよりちょっとキラキラしてた。 「誰?」って聞いても、最初は教えてくれなかったけど、何度か茶化すうちに名前を教えてくれた。 ──それが、私もずっと気になってた人だった … 続きを読む
その日も、断られるつもりでいた。 三度目の告白は、春の終わりだった。 風がやけに温くて、街路樹の緑が眩しかったことだけは覚えている。あの時も、君は困ったように笑って、首を横に振った。だけど、ちゃんと目を見て、返してく … 続きを読む
「ねぇ、久しぶり。元気してる?」って、スマホに届いたLINEの名前を見た瞬間、心臓が跳ねた。大和からだった。 最後に話したのは、たぶん卒業式のときだった気がする。それからずっと連絡をとってなかったのに、なぜか突然思い出し … 続きを読む
大学の2年の終わり頃、私は春音(はるね)という子とよく一緒にいた。 サークルもクラスも違ったけれど、共通の友人の誕生日会で隣に座ったのがきっかけだった。 「音楽、なに聴くの?」 たったそれだけの質問に、彼女がすごく嬉しそ … 続きを読む
大学に入ってすぐの頃、クラスの雰囲気にも人にもなかなか馴染めず、いつも同じ席でお弁当を食べていた。そこにふと現れたのが、健太くんだった。 「ここ、座っていい?」 驚いたけれど、その声がやわらかくて、自然と「どうぞ」って言 … 続きを読む
俺が毎日のようにログインしてるオンラインゲームには、ギルドっていう仲間のグループがある。その中で、いつも一緒にプレイしてたのが「はるる」って名前のプレイヤーだった。 男か女かもわからなかったけど、やたら気が合って、いつの … 続きを読む
大学の先輩の紹介で、シェアハウスの住人になった。 と言っても、3人とか4人とかじゃない。2人きり。しかも男女。 自分でも、なにしてんだろって思った。 当時、私は彼氏と別れたばかりで、家賃も浮かせたくて、でもひとり暮らしに … 続きを読む
大学に入学したばかりの頃、私は希望と同時に大きな不安を抱えていました。新しい環境、新しい人間関係に馴染めるだろうか。真面目な性格ゆえに、ついつい周りに気を遣いすぎてしまう自分に、少し疲れてしまうこともありました。高校まで … 続きを読む
彼女と最初に出会ったのは、大学のサークルの歓迎コンパだった。しかも、最悪な出会い方だった。 自己紹介のとき、僕が名前を噛んで、変な間で止まってしまったのがきっかけで、隣にいた彼女が思わず吹き出してしまった。 そのときの僕 … 続きを読む
大学2年の春、俺はずっと気になっていた女の子に告白しようとしていた。同じサークルの先輩で、きれいで、みんなの人気者みたいな存在。 俺なんかが好きになっても仕方ないって思いながら、それでも諦めきれずに、仲良くなって、誘って … 続きを読む
大学2年の夏休み、久しぶりに地元の友達・圭吾の家に遊びに行った。ゲームして、くだらない話して、気づけば高校時代と変わらない時間が流れていた。 「ちょっと飲み物取ってくるわ」って圭吾がキッチンに行ったあと、「こんにちは」っ … 続きを読む