帰り道の交差点で、気持ちがひとつになった夜
大学のゼミで一緒だった駒井くんとは、なんとなく波長が合う気がしていました。 特別に仲がいいわけじゃなかったけど、グループワークで組むたびに、彼の言葉や動きに安心感があって。 一度だけ、駅までの帰り道が一緒になったことがあ … 続きを読む
大学のゼミで一緒だった駒井くんとは、なんとなく波長が合う気がしていました。 特別に仲がいいわけじゃなかったけど、グループワークで組むたびに、彼の言葉や動きに安心感があって。 一度だけ、駅までの帰り道が一緒になったことがあ … 続きを読む
高校に入ってすぐの頃、私はお昼休みがちょっと苦手だった。 友達ができるのが遅くて、一人でお弁当を食べるのが気まずくて、教室の隅っこで食べたり、たまにトイレにこもったり。誰にも嫌われてるわけじゃないのに、なんとなく輪に入り … 続きを読む
「今日はさ、ちょっとだけ遠回りしない?」 そんな彼の一言で、いつもとは違う帰り道を歩くことになった。放課後、校門を出た瞬間に夕陽がちょうど沈みかけていて、空がやさしいオレンジ色に染まっていた。 「このへん、あんまり来たこ … 続きを読む
大学の卒業を控えていた冬、私は就活や卒論の疲れから、心が少しだけすり減っていた。 家と大学、図書館とカフェを往復するだけの日々。SNSを見ても、誰かと比べては落ち込んでばかり。 そんなとき、たまたま駅前で見かけたポスター … 続きを読む
大学2年の夏、私は友達の紹介で始めたボランティアサークルで、彼に出会った。 名前は直哉(なおや)くん。最初に見た時の印象は、“ちょっと無愛想そうな人”。 活動中もあまり笑わず、いつも一歩引いたところから全体を見ているよう … 続きを読む